文学部 人文学科 人間科学コース
地理学 専門分野
専門分野科目 (単位数 1)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
地理学講義 VA
Geography (Lecture V)A
講義題目  「共同(コモン)」について考える
教授 遠城 明雄
科目ナンバリングコード: LET-HUM2745J
講義コード:
2023 秋クォータ
毎週 金曜2限
伊都イーストゾーン B102(45) 教室
E/J科目 (日本語, English)
更新情報 : 2023/3/3 (17:41)
授業の概要 この授業では、「共同(体)」という問題について、考えたいと思います。共同体に関しては、地理学のみならず歴史学や社会学、政治学などでも多くの議論が積み重ねられてきました。ただしそれは過去の問題ではありません。今日、「コモン(ズ)」をめぐる諸問題は再び重要な課題になっています。この授業では、こうした「共同(コモン)」をめぐる議論の一部を紹介し、現代世界への理解を深めたいと思います。

(This course examines the problems of common or community in modern and contemporary world from the point of human geography and social science.)
キーワード : 共同体 資本
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(社会)(地理歴史)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-b [アプローチの理解]
専門分野の基礎知識に基づいて、人間と社会のあり方とそれへの多様なアプローチを理解できる。
共同(体)をめぐる基本的論点や論争の状況を精確に理解し、その考え方を用いて近現代世界の構造を自らの言葉で説明できるようになる。 共同(体)をめぐる基本的論点を精確に理解し、その考え方を用いて近現代世界の構造を説明できるようになる 共同(体)をめぐる基本的論点を精確に理解し、自分の言葉で説明できるようになる。 共同(体)の基本的論点や論争を、十分に理解できない。
B_B2-d [専門的思考方法]
専門分野の内容に関する深い理解と、学問固有の思考方法を獲得する。
地理学の視点から、共同(体)をめぐる諸問題の背景を理解し、説明できるようになる。 地理学の視点から、共同(体)をめぐる諸問題を理解できるようになる。 地理学の視点から、共同(体)をめぐる諸問題の一部を理解できるようになる。 地理学の視点から、共同(体)をめぐる諸問題を十分に理解できていない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 担当教員による解説を主とした形態であり。時折、学生との質疑応答を通じて、関連の知識を深めていきます。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 板書と配付資料
参考書 :
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 イントロダクション
2 「共同体」をめぐる議論の系譜
3 2000年代以降の「コモン」をめぐる議論の復活
4 資本主義と「コモンズ」
5 まとめ

成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-b
[アプローチの理解]
B_B2-d
[専門的思考方法]
備考(欠格条件、割合等)
レポート

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : レポートを複数回提出してもらう予定です。
学習相談 学習相談 : 随時応じます。

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)