文学部 人文学科 人間科学コース
地理学 専門分野
専門分野科目 (単位数 1)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
地理学演習 VIIIA
Geography (Seminar VIII)A
講義題目  労働の地理学
教授 遠城 明雄
科目ナンバリングコード: LET-HUM3754J
講義コード:
2023 秋クォータ
毎週 月曜3限
伊都イーストゾーン D地理演 教室
E/J科目 (日本語, English)
更新情報 : 2023/3/3 (15:29)
授業の概要 この演習では、「労働」の地理学について考えたいと思います。19世紀に近代地理学が誕生して以降、「労働」概念や労働をめぐる状況は、地理学の重要な研究対象となってきました。特に20世紀後半以降、労働の変容(再生産労働の役割、世界規模での賃金労働者の増加、産業の情報化やサービス化に伴う労働の変化など)や労働組合運動の転換などをめぐって、様々な論争が生じています。本演習では、英語圏の入門書を輪読することで、労働の地理学が何を問題としているのかについて、理解を深めたいと思います。

(In this seminar, students will continue to develop their knowledge and reading skills in labor geography. )
キーワード : 労働 グローバル化 新自由主義
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_B1-b [専門文献の解釈]
専門分野の基本文献を精確に解釈、分析することができる。
文献の内容を、参考文献も合わせて精確に理解し、自分の言葉で労働の地理学研究の動向を説明できるようになる。 文献の内容を精確に理解し、自分の言葉で労働の地理学研究の動向を説明できるようになる。 文献の内容を精確に理解し、労働の地理学研究の動向をある程度説明できるようになる。 文献の内容をある程度理解できるようになる。
B_B1-d [専門的研究手法]
専門分野に固有の問題設定や研究手法を正しく身に付けることができる。
労働の地理学の先行研究を批判的に理解した上で、自分の視点に立って、現代社会における労働の諸問題を理解、説明できるようになる。 労働の地理学の先行研究の一部を理解した上で、自分の視点に立って、現代社会における労働の諸問題を理解、説明できるようになる。 労働の地理学の先行研究の一部を理解した上で、現代社会の労働の諸問題を理解することができる。 労働の地理学の先行研究の一部を理解する。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 毎回担当者を決めて、テキストの内容を報告してもらい、それに基づいて複数人で議論する形式の授業です。テキストの予習と議論への参加が求められます。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : テキスト A.Herod: Labor. Polity Press, 2018.
参考書 :
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 全体のイントロダクション
2 担当者によるテキスト内容のプレゼンテーションとそれに基づく議論。
3 全体のまとめ

成績評価
観点→
成績評価方法
B_B1-b
[専門文献の解釈]
B_B1-d
[専門的研究手法]
備考(欠格条件、割合等)
プレゼンテーション
授業への貢献度

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 随時対応します。

授業以外での学習に当たって : 毎回テキストの予習を行うこと。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)