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亀崎敦司 Atsushi KAMEZAKI

 

<所属>

人間共生システム専攻 共生社会学コース

 

<専門分野>

文化人類学・民俗学

 

<研究課題>

北部九州の民俗行事に対する宗教史的文脈からの考察

 

<キーワード>

粥占 神仏習合 神仏分離 顕密仏教 知識と権力

 

<略歴>

2005. 3 福岡大学人文学部文化学科卒業
2005. 4 福岡大学大学院人文科学研究科 社会・文化論専攻 修士課程 入学
2007. 3 同 修士課程 修了
2008. 4 九州大学大学院人間環境学府 人間共生システム専攻 博士課程後期 入学

 

<研究業績>

【修士論文】

『民俗形成主体再考のための歴史人類学的アプローチ―北部九州の粥占を中心に』、

福岡大学人文科学研究科、平成18年度修士論文

 

【論文】

2011.3

「儀礼の複合性と人々の解釈――三重県津市の「大般若経転読粥占い」を事例として」、関一敏(編)『共生社会学論叢Y「知識」』、九州大学人間環境学府共生社会学講座、pp.35-46

 

 

【報告書】

2009.3

(共同執筆)『唐津市文化財調査報告書第149集 呼子の大綱引き民俗文化財調査報告書』、唐津市教育委員会

 

 

【学会・研究会発表等】

2007.3

「民俗形成主体再考のための歴史人類学的アプローチ―北部九州の粥占いを中心に」、九州人類学研究会:修士論文発表会

2007.5

 「民俗形成主体再考のための歴史人類学的アプローチ」、日本民俗学会、第828回 日本民俗学会談話会 2006年度 民俗学関係修士論文発表会

2009.9 「卜占における宗教的職能者の関与について―粥占を事例として― 」、日本宗教学会第68回学術大会(京都大学)
2009.10 「卜占行事における『担い手』と『場』について ─主に粥占を事例として─」、日本民俗学会第61回年会(於國學院大學渋谷キャンパス)
2010.9 「真宗地帯における「祈祷」儀礼の継承―三重県津市の事例から― 」、日本宗教学会第69回学術大会(於東洋大学)
2010.10

「占いから「祈祷」へ ―俗信論との関係から―」、日本民俗学会第62回年会(於東北大学)

 

【現地調査等】

2003.8

福岡県朝倉市黒川

(2003年度前期 福岡大学人文学部文化学科 博物館学芸員課程における現地調査)
(この際の調査は、2003年10月21日〜12月7日まで甘木歴史資料館第38回企画展「甘木朝倉の占い神事」として展示。(詳しくは、同資料館発行『温故』第38号参照。)

2004.2

福岡県二丈町

(2003年度後期 福岡大学人文学部文化学科 博物館学芸員課程における現地調査

2004.3

福岡県那珂川町、および佐賀県吉野ヶ里町にわたる五ヵ山地区の民俗調査

(五ヵ山ダム建設に伴う水没予定地の民俗調査

2006.3〜4 福岡県二丈町吉井地区における観音講調査
2007.4-2009.3 佐賀県唐津市呼子町(文化庁により「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に指定された「呼子の大綱引き」の調査。調査委員会調査員。
2008.7〜 三重県津市河芸町における調査
   

 

【その他】

2006.5〜2008.3 福岡県立甘木歴史資料館所蔵民具の保存・記録事業

 

【所属学会】

日本宗教学会(2006〜)

九州人類学研究会(2008〜)
日本民俗学会(2009〜)