2026年 3月 15日(日)に日本語教師セミナー「協創的プロフィシエンシー:AI時代の言語能力について」(李 在鎬先生)を開催いたします。

このたび,言語運用総合研究センターでは下記のとおり社会連携特別セミナーを開催いたします。ぜひ,この機会に多数ご参加くださいますようご案内申し上げます。(日本語教師に限らず、どなたでも参加いただけます。)

日時

2026年3月15日(日)14:00~16:00

会場

zoomによるオンライン開催(入室用リンクは開催前日までにメールでお送りします)

講師・題目・概要

李 在鎬先生(早稲田大学)
コメンテーター/ 中川 奈津子先生(九州大学)

「協創的プロフィシエンシー:AI時代の言語能力について」

近年、生成AIの急速な発展により、「言語能力(プロフィシエンシー)」の意味が大きく変わりつつあります。これまでのプロフィシエンシーは、個人の内在的な能力として測定・評価されてきました。しかし、AIが言語生成や翻訳、要約、分析といった高度な言語行為を担うようになった現在、言語活動はもはや「人間のみ」に属する営みではありません。むしろ、人間とAIが相互補完的に意味を構築し、知識を共創する時代が到来しています。本講演では、AI時代におけるプロフィシエンシーを「協創的プロフィシエンシー(co-creative proficiency)」として再定義します。すなわち、言語を操る力だけでなく、AIとの対話を通じて目的を達成し、新しい知を生み出す力です。ここでは、人間が担うべき「批判的判断」「文脈の解釈」「倫理的配慮」などの能力と、AIが担う「記憶・検索・生成・構造化」の能力が、どのように補い合うのかを具体的な教育・研究の事例とともに論じます。さらに、AI時代の言語教育において、どのように学習者のプロフィシエンシーを育成・評価すべきかを考察します。単なるAI利用スキルではなく、「AIとともに考える力」を中心とした教育パラダイムの転換を提案し、未来の言語能力観の再構築に向けた展望を提示します。

参加費

無料

申し込み方法

2026年3月13日(金)までに,googleフォーム(https://forms.gle/1dV6KESRhh9foXYm7)にてお申し込み下さい。

問い合わせ先

九州大学大学院人文科学研究院附属 言語運用総合研究センター
〒819-0395 福岡市西区元岡744
E-mail:cslp@lit.kyushu-u.ac.jp

共催

九州大学人文科学研究院社会連携推進委員会
九州大学人社系協働研究・教育コモンズ

後援

九州日本語教育連絡協議会

運営

九州大学大学院人文科学研究院附属言語運用総合研究センター