2024年1月26日発売の『現代詩手帖2月号』(思潮社)が、私の手元に届きました。2月上旬のことです。中央大学教授の縄田雄二先生がご寄贈してくださいました。同誌には、「対話 ドゥルス・グリューンバイン+縄田雄二(司会) 文学の彼岸 朗読とトークの記録」が掲載されています。2023年12月1日に東京で行われた朗読&トークに基づくものです。
既にお伝えしましたとおり、同じような企画が2023年12月9 日に九州大学文学部独文学研究室で、12月10 日に日本独文学会西日本支部学会で、行われました。それぞれ盛会でしたことを、ご報告申し上げます。福岡の両企画は、東京での企画と比べて、2020年刊行の『文学の彼岸』Jenseits der Literarur に的が絞られた内容です。
九大独文関係者は12月9 日の夕刻にとある居酒屋で少人数で、支部会員は12月10 日の夕刻に学会懇親会場で、グリューンバイン氏と楽しく歓談しました。このように世界的な詩人と、それも少人数で、歓談でき、各人にとりまして、夢のようなひと時だったと思います。私にとってもまさにそうでした。
『現代詩手帖2月号』でも紹介されている『彗星』Der Komet は、私の手元にあります。グリューンバイン氏から直接いただきました。そして、その後のやり取りで更なるお礼としていただいたのが、「DEUTSCHE HÖRER」という詩です。トーマス・マン研究者である私にとって、まさに星空から落ちてきたようないただきものでした。(小黒康正)

