九州大学イスラム文明史学研究室

スタッフ紹介

スタッフ紹介

清水 和裕 教授

2007年4月に着任。

ご専門は、西アジア前近代史です。8世紀に成立したアッバース朝では、その後のイスラーム世界を形作る、政治・社会・経済・法などのあらゆるシステムが生み出されました。先生は、アッバース朝の解体に至るまでの初期イスラーム史を様々な視角から検討することにより、多様なイスラーム政権やイスラーム社会の理解を目指されています。演習では、アラビア語の史料を講読します。とても気さくな先生です。

主要著書:
『軍人奴隷・官僚・民衆―アッバース朝解体期のイラク社会―』(山川出版社)など
共翻訳書:
ヒラール・サービー著『カリフ宮廷のしきたり』(松香堂)など

小笠原 弘幸 教授

2013年10月に着任。

ご専門は、オスマン帝国史です。特に帝国の前近代における歴史叙述のあり方について、ペルシア語歴史叙述との関係にも注意を払いつつ、考察を進められています。最近では、近代やトルコ共和国初期における歴史認識の問題についても研究されています。演習では、トルコ語やペルシア語の史料を講読します。気さくも気さくな先生です。

主要著書:
『イスラーム世界における王朝起源論の生成と変容―古典期オスマン帝国の歴史叙述をめぐって―』(刀水書房、2014年)
『オスマン帝国―繁栄と衰亡の600年史―』(中公新書、2018年)
『ハレム―女官と宦官たちの世界―』(新潮社、2022年)
『ケマル・アタテュルク―オスマン帝国の英雄、トルコ建国の父―』(中公新書、2023年)

『オスマン帝国の肖像―絵画で読む六〇〇年史』(角川新書、2025年)

主要論文:
「王家の由緒から国民の由緒へ―近代オスマン帝国におけるナショナル・ヒストリー形成の一側面―」歴史学研究会(編),『由緒の比較史』青木書店,2010, pp.125-158
「トルコ共和国公定歴史学における「過去」の再構成―高校用教科書『歴史』(1931年刊)の位置づけ―」『東洋文化』91, 2011, pp.289-309

岩元 恕文 助教

2026年4月に着任。

ご専門は、近代トルコにおけるユダヤ人史です。オスマン帝国の解体により社会変動が続いた20世紀初頭の中東で、ユダヤ人がどのように「国民」と「民族」という二つの帰属意識を両立させようとしたのかを研究されています。彼らの経験を通じて、現在における共存の在り方を問い直すことを目的とされています。

主要論文:
「トルコ共和国初期のユダヤ人と「市民よ、トルコ語を話せ!」運動」『東洋学報』105(1), 2023, pp.1-29
「青年トルコ革命後イスタンブルのオスマン・ユダヤ人とシオニズム:新聞『暁』を中心に、1908-12年」『一神教学際研究』20, 2026, pp.25-46

 

博士後期課程

2名
北村 隼一 KITAMURA Junichi (初期イスラーム歴史叙述史) 
松倉 宏真 MATSUKURA Hiromasa (近世オスマン朝外交史)

修士課程

6名
【2年】
藤井 沙希斗 FUJII Sakito  (初期イスラーム史)

榊茉莉 SAKAKI Mari

高垣有輝 TAKAGAKI Naoki


【1年】

・阿部ゆいか ABE Yuika

・岩田悠宇人 IWATA Yuto (近世オスマン政治史)

・白石晴輝 SHIRAISHI Haruki (前近代イスラーム医学史)

学部生

学部四年生:9名
学部三年生:10名
学部二年生:5名

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