「旧国史学講座蒐集古文書」をデジタル公開しました

 国史学講座(現・日本史学講座)が法文学部時代より蒐集してきた貴重な古文書の多くは,キャンパス移転以降,附属図書館(中央図書館)に収蔵されています

 このたび,日本学術振興会大学教育再生戦略推進費「デジタルと掛けるダブルメジャー大学院教育構築事業~Xプログラム~」の一環として,上記の古文書のうち約380点をデジタル化し,附属図書館のHP(九大コレクション)で公開しました。 

 今回の公開分は「来島文書」「草野文書」「乙咩文書」「九州古文書集成」「福岡藩鎌田家文書」「増田廉吉資料」の6史料群,および「その他国史蒐集古文書」です。

 「その他国史蒐集古文書」の総数は約500点にのぼりますが,そのうち106点を公開しました。近世の対外交流にかかわる史料(漂流記など)を優先的にセレクトしています。

 デジタル公開は次年度以降も継続的に実施していく予定です。

ルーヴェンカトリック大学訪問団との交流会(6月11日)

ベルギーのルーヴェンカトリック大学訪問団との交流会が開催されました。

大学文書館の赤司准教授がコーディネーターとなり,日本史学研究室とともに事務局を勤めました。当日は,医学歴史館でのシンポジウム・交流会,史跡見学(筥崎八幡宮・生の松原元寇防塁),懇親会といった内容でした。研究室の教員・院生・学生,比較社会文化研究院の先生方など,多くの方に御参加頂きました。

進学オリエンテーション(2023年4月5日)

本日,10名の新たなメンバーが日本史学研究室に加わりました。

皆様,心より歓迎いたします。

これから一緒に頑張りましょう。

また,新3年生の尽力により,2023年度版『新歓パンフレット』が完成しました。

研究室関係者には印刷版と電子版を配布しております。

2022年度九州史学会日本史部会について

2022年12月10日(土)・11日(日)の両日,九州史学会のシンポジウムと日本史部会が開催されました。

初日のシンポジウムは,「アジアのなかの元寇防塁」。そのなかで,佐伯弘次先生が「異国警固と石築地」というテーマで御報告をなさいました。

翌日の部会は,ハイフレックス形式での開催となりました。古代から近現代史の若手研究者による報告があり,盛会のうちに終了しました。

<日本史部会プログラム>

唐朝の対外交易規制と遣唐使・海商 札幌国際大学 篠崎 敦史
戦国期大内氏の対京都関係 九 州 大 学 三浦 颯太
国学者鶴峯戊申の宇宙認識 九 州 大 学 安藤 志真
明治立憲制における官吏懲戒制度の形成と枢密院 九 州 大 学 田中 佑
日露開戦前における第一次桂内閣の対韓政策構想 九 州 大 学 韓 相一

オンラインおよび対面で御参加を頂きました皆様,また,運営に御協力頂きました関係者の皆様には,心より御礼を申し述べます。

1年生研究室訪問(9月30日)

9月30日午前10時から12時の時間で,1年生による研究室訪問が実施されました。

担当係の3年生,御協力いただきました在校生の皆様,ありがとうございました。

大学院説明会(7月23日)

2022年7月23日(土)13時より,Zoomオンラインにて,人文科学府主催の大学院説明会が開催されました。日本史学研究室のブレイクアウトルームには,7名ほどの参加者がありました。自己紹介・全体的な質疑応答ののち,それぞれの専攻テーマ・時代別に分かれて,説明会を実施しました。皆様,お疲れ様でした。