九州大学哲学研究室
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研究室紹介

 当研究室では、その名の通り哲学が学ばれています。現在は近現代フランス哲学や分析哲学が盛んではありますが、伝統的なヨーロッパ大陸哲学にとどまらず、英米哲学、論理学や倫理学、美学や政治哲学など、多岐にわたった分野が学ばれています。
 また、当研究室では学部生・大学院生・研究生・聴講生の垣根を設けず、タテとヨコのつながりを重んじた自由で活発な意見交換や議論が行われています。授業以外でも、お茶をお供にした閑話や、食事会・勉強会・宴会・合宿・パーティなど多くの交流の場が設けられ、楽しむ傍ら活発に議論を行い切磋琢磨しながら哲学を学び研究しています。


文学部専攻未決定生(学部1年生)の皆様へ

 「哲学」と耳にして、まず「難しそうだな」と思われることでしょう。哲学書といえば、『純粋理性批判』や『論理哲学論考』だとか、いかにも気難しそうな人が眉間にシワを寄せてウンウン唸りながら読んでいそうなものがよく例に挙がります。確かに哲学書というものは難解なものも多いのですが、哲学において大切なことは書物を繙くことだけに留まりません。古代ギリシアの哲学者が何より「対話」や「問答」を重視していたように、自らの考えを発表したり、質問をしたり、議論したりすることが重要なのです。また加えて、最も有名な思想家の一人であるカントが、「我々は哲学を学びえない、ただ哲学することphilosophierenを学びうるのだ」と語ったように、「哲学」において重要なことは「哲学すること」、即ち、問題を発見し、それについて深く思索することなのです。
 哲学的なテーマは身近なところに意外と多く潜んでいるものです。たとえば、目の前にあるコップはなぜそこに「在る」といえるのだろうか。この「世界」は「自分」という存在無しに説明できるのだろうか。そもそも「自分」という存在は何なのだろうか。では「他者」とは何なのだろうか。そもそも「知る」とはどういうことなのだろうか……。このような「問い」を発見し、それに真摯に向き合っていくことが「哲学すること」の第一歩なのです。
 このような疑問をただ一度でも抱いたことのある方、抱いたことがなくとも物事を深く考えることが好きな方、どの専門分野にも自分のやりたいことを見出だせない方はぜひ、哲学・哲学史研究室へお越しください。


学生募集
当研究室は大学院修士課程および博士後期課程の学生を募集しております。受験案内・要綱は人文科学府のページをご覧ください。また、学部学生も同時に募集しております。専攻未決定の文学部生の方でご質問等ございましたら、直接研究室に来ていただくか、メールでお気軽にお尋ねください。学部3年次編入学についてはこちらをご覧ください。


お問い合わせ
当研究室WEBサイトに関するお問い合わせや、カリキュラム等に関するご意見・ご質問は以下のアドレスにメールをお願い致します。その際は、件名・氏名・所属・返信先をご明記ください。ご記入いただいた個人情報は、回答・返信にのみ使用し、第三者には開示いたしません。ただし、法令や大学当局による開示請求があった場合を除きます。

philosophy(@)lit.kyushu-u.ac.jp



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