文学部 人文学科 文学コース 国語学・国文学 専門分野 専門分野科目 (単位数 2) 選択科目 対象学年: 対象学部等: |
Japanese Linguistics (Lecture IV)
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科目ナンバリングコード: LET-HUM3511J 講義コード: 2024 後期 毎週 金曜2限 伊都イーストゾーン A101 教室 E/J科目 (日本語, English) |
授業の概要 |
上代日本語研究において、どのようなことがこれまでに研究され、どのようなことが課題として残されているかを解説します。既存の知識を単に伝達するのではなく、これから考えなければならない点も含めて、問題点を共有し、考える足がかりを作りたいと思います。上代語に関連する内容については広く扱いますが、今学期は主な話題として、表記論の諸問題をとりあげます。上代語は漢字のみで記され、現代語を含む日本語の表記全般に対して大きな示唆を提供するものです。また文字表記研究は、近年の上代語研究の中で、もっとも飛躍的に研究が進んでいる分野です。最新の研究史をふまえて講義を行います。なお、上代語を分析するための基礎知識(資料論など)の解説を適宜はさみますから、講義は単線的には進まず、しばしば逸脱があります。 (In this lecture, we will clarify various issues in the study of the Japanese language of the Nara period.) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キーワード : 上代語(奈良時代語)、文字、表記、萬葉集 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
履修条件 : 前期からの継続受講が望ましい。 履修に必要な知識・能力 : 大学入試レベルの古典日本語の読解力があること。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
特記事項 |
教職 : 教職(国語) 資格 : | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
到達目標 |
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
授業方法 |
テキスト : 毎回、資料を配布する。 なお、様々な文献を扱う都合上、授業当日の資料は紙でのプリント配布のみとする。授業中にタブレットでメモをとるなど、資料を電子ファイルで使用したい場合は、各自でスキャンするなどの工夫をお願いしたい。 参考書 : 講義で言及する論文や著書を、長期休暇なども利用して、すべて読むことが望ましい。 授業資料 : 授業後、電子ファイルでの配布が可能なものは、Moodleにアップする。 授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
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成績評価 |
GPA評価
成績評価基準に関わる補足事項 : 授業の最終回に、筆記試験を行います。試験の方式については、授業時に指示します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
学習相談 |
学習相談 : 授業以外での学習に当たって : 合理的配慮について : 障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。 <相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階) (電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp) |