文学部 人文学科 文学コース 英語学・英文学 専門分野 専門分野科目 (単位数 2) 選択科目 対象学年: 対象学部等: |
English Literature (Seminar III)
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科目ナンバリングコード: LET-HUM2574J 講義コード: 2024 後期 毎週 木曜4限 伊都イーストゾーン A102(30) 教室 E/J科目 (日本語, English) |
授業の概要 |
この授業ではイギリスの小説家Jonathan Swift(1667-1745)の Gulliver's Travels (1726)を研究する。人間の滑稽さ、醜悪さが、明らかな風刺によってだけでなく、複雑な表現によって描かれていることを見て行く。 【作品の梗概】ロンドンで医者を始めたがあまり繁盛せず船医になったガリヴァーは、遭難して一人だけ生き残り小人国に漂着する。次の航海では水の補給に寄ったところが巨人国で、逃げ遅れて一人だけそこで暮らすことに。懲りないガリヴァーは次の航海では海賊にボートで一人追放され、空を飛ぶ島の国ラピュータに救出される。そこからやがて地上に下り奇妙な研究に凝る科学者の施設を見学したり、魔法使いの国や日本を経て帰国したガリヴァーは四度目には船長として出航。しかし、船員に反逆を起こされ島に置き去りにされる。そして、その島は理性を持った馬の国で、人間と似たヤフーという生き物が嫌悪の対象となっている。ガリヴァーは馬たちの影響を受け、人間への嫌悪を強めてゆく。 【評価方法】:学期末の筆記試験と3000字の小論文によって成績を評価する。各50%。筆記試験は、初回の授業で指定した約14ページ分の範囲から、主に英文解釈の問題を出題する。初回の授業で出題の形式の見本を提示する。小論文を書く際の留意点は初回の授業で説明する。授業は出席を取り、5回の欠席までは減点しないが、それを越えると、1回毎に3点ずつ減点する。 (We will study Jonathan Swift's Gulliver's Travels, focusing on about 20 pages of the novel every week, and thus reading through the entire novel by the end of the semester.) (We will study Jonathan Swift's Gulliver's Travels, focusing on about 20 pages of the novel every week, and thus reading through the entire novel by the end of the semester.) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
キーワード : English Novel, Jonathan Swift, Gulliver's Travels | |||||||||||||||||||||||||||||||||
履修条件 : 履修に必要な知識・能力 : | |||||||||||||||||||||||||||||||||
特記事項 |
教職 : 教職(英語) 資格 : | ||||||||||||||||||||||||||||||||
到達目標 |
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ | ||||||||||||||||||||||||||||||||
授業方法 |
テキスト : Jonathan Swift, Gulliver's Travels, Penguin Classics 参考書 : 授業資料 : 授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
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成績評価 |
GPA評価
成績評価基準に関わる補足事項 : 学期末の筆記試験と3000字の小論文によって成績を評価する。各50%。筆記試験は、初回の授業で指定した約14ページ分の範囲から、主に英文解釈の問題を出題する。初回の授業で出題の形式の見本を提示する。小論文を書く際の留意点は初回の授業で説明する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
学習相談 |
学習相談 : 必要に応じて行う 授業以外での学習に当たって : 毎回の範囲を家で読んでくること。 合理的配慮について : 障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。 <相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階) (電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp) |