人文科学府 人文基礎専攻 東洋思想 分野
インド哲学史 専修
専修科目 (単位数 1)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
インド・チベット仏教史研究 IB
History of Buddhism in classical India and Tibet (Seminar I)B
講義題目  浄土信仰の根本経典をサンスクリット語の原文で読む
教授 岡野 潔
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2024 夏クォータ
毎週 金曜2限
伊都イーストゾーン 印哲研 教室
M/J科目 (日本語, サンスクリット)
更新情報 : 2024/3/12 (18:34)
授業の概要  この授業では初期大乗経典『無量寿経』(大本 Sukhavativyuha)のサンスクリット語のテクストを、藤田校定本により訳読する。
 阿弥陀信仰を説く三経典、『無量寿経』『観無量寿経』『阿弥陀経』は日本では「浄土三部経」として広く知られているが、特にその中で『無量寿経』は、最も重視される経典である。
 日本の浄土宗の教学は漢訳の上に成り立っているといってよいが、漢訳ではなくサンスクリット語の原文で直接仏教聖典を読んで見る経験は、もう一度日本の浄土信仰というものを考察しなおす時に、新しい視点をもたらすに違いない。

(The aim of this course is to help students to understand the ancient culture of Indian Buddhism.)
キーワード :
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
G_B-1-2a [修士:文献の読解力]
古典を厳密かつ精確に読解し、先行研究を踏まえつつ批判的に考察することができる。
「古典」テクストを、正確に読解し深く理解する能力を身に付ける。 「古典」テクストを、大体の文は読解し理解する能力を身に付ける。 「古典」テクストを、ひととおり読解し、ほぼ理解する能力を身に付ける。 「古典」テクストを、理解し読解する能力を未だよく身に付けていない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
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授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 後半に読む無量寿経の梵文テクストはMoodleからPDFなどで配付する。
参考書 :
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 梵文の仏典を読む1
2 梵文の仏典を読む2
3 梵文の仏典を読む3
4 梵文の仏典を読む4
5 梵文の仏典を読む5
6 梵文の仏典を読む6
7 梵文の仏典を読む7

成績評価
観点→
成績評価方法
G_B-1-2a
[修士:文献の読解力]
備考(欠格条件、割合等)
授業への貢献度

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 授業の後で

授業以外での学習に当たって : 毎回、3〜5時間程度の予習が必要です。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)