人文科学府 歴史空間専攻 日本史学 分野
日本史学 専修
専修科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
日本史史料研究 I
Japanese Historical Records (Seminar I)
講義題目  『蔭凉軒日録』を読む
比較社会文化研究院・教授 伊藤 幸司
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2024 前期
毎週 木曜4限
伊都イーストゾーン B103(30) 教室
M/J科目 (日本語, 古典漢文)
更新情報 : 2024/4/2 (19:30)
授業の概要 室町幕府にかかる古記録をテキストとして、中世史料の読みと解釈の仕方などを学習し、さらに史料から導き出すことができる時代状況を考察する。

(In this seminar, we will read the text book. The text book is "INRYOKEN-NICHIROKU"(『蔭凉軒日録』).This text was written in 15th century by KIKEI SHINZUI(季瓊眞蘂).)
キーワード : 禅宗史料、室町幕府、政治・外交・経済・社会
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
G_B-1-1a [修士:資料の蒐集・分析能力]
人文基礎の領域に関する文献や一次資料、調査データを蒐集し、各分野の専門的な方法論にもとづいて整理・分析することができる。
収集した史資料・データを文献史学・考古学・地理学的な方法論にもとづいて的確に分析し、実証的な歴史像および歴史・地域認識を的確に提示することができる。 収集した史資料・データを文献史学・考古学・地理学的な方法論にもとづいて分析し、実証的な歴史像および歴史・地域認識を提示することができる。 収集した史資料・データを文献史学・考古学・地理学的な方法論にもとづいて一定程度分析し、実証的な歴史像および歴史・地域認識を一定程度提示することができる。 収集した史資料・データを文献史学・考古学・地理学的な方法論にもとづいて分析し、実証的な歴史像および歴史・地域認識を提示することにやや難がある。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
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授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 史料の輪読を履修者全員で行います。史料読解の担当者を決め、担当者は当該史料の理解にかかるレジュメを作成し、演習の時間にプレゼンテーションを行います。その後、履修者全員で報告者のプレゼンテーションにかかる質疑応答を行います。史料読解の担当は、履修者全員が、必ず1回以上は当たります。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : テキスト(紙媒体)
参考書 : 玉村竹二『五山禅僧伝記集成』講談社、1983年
玉村竹二『五山禅林宗派図』思文閣出版、1985年
蔭木英雄『蔭凉軒日録』そしえて、1987年
須田牧子「『蔭凉軒日録』(蔭凉軒歴代)」『日記で読む日本中世史』ミネルヴァ書房、2011年
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 1) 『蔭凉軒日録』を、刊本(増補続史料大成本)にもとづいて読み進める。適当な分量を各受講者に割り当て、テキストの校合・読み・解釈を順次行っていく。
2) 受講者は、担当箇所の史料を読解・分析し、レジュメを使って報告をする。報告後、指摘された事柄等を反映した訂正レジュメを提出する。
3) 学期末に、テキストの内容にかかるレポートを提出する。
担当箇所のレジュメ作成

成績評価
観点→
成績評価方法
G_B-1-1a
[修士:資料の蒐集・分析能力]
備考(欠格条件、割合等)
プレゼンテーション
レポート
授業への貢献度
出席

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 演習終了後に対応

授業以外での学習に当たって : 担当箇所のレジュメ作成については、詳細に調べることを求めます。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)