人文科学府 歴史空間専攻 日本史学 分野
日本史学 専修
専修科目 (単位数 1)
選択科目
対象学年: 2年生 3年生 4年生
対象学部等:
日本古代史史料研究 IVB
Ancient Japanese Historical Records (Seminar IV)B
講義題目  平安貴族社会の研究
九州産業大学・地域共創学部・教授 末松 剛
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2023 後期
集中
伊都イーストゾーン A 教室
E/J科目 (日本語, English)
更新情報 : 2023/4/10 (09:28) 〔集中講義の時期については追って連絡します。〕
授業の概要 平安貴族社会を中心とする平安時代の政治と文化について、平安貴族が書き残した文献の読解を通じて学びます。あわせて歴史物語など文学作品も援用して理解の幅を広げます。演習科目・史料研究科目ですので、各自の担当を決めて配付資料に掲載する史料を一緒に読み解いていくことになります。初めて知ることが多くはじめは戸惑うと思いますが、自分の力で歴史を学ぶ醍醐味を知ることもできます。自分の研究テーマと出会うこともあるでしょう。

(This seminar course introduces the Aristocratic society of the Heian period.)
キーワード : 平安貴族、宮廷儀礼、日記(古記録)
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 : 日本語および漢文・古文に関する素養
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
G_A-2 [修士:専修分野の知識と理解]
当該分野における研究史と方法論を説明できる。
日本古代史に関する文献史料や一次資料、調査データを分析し、その結果を他の研究者にも幅広く活用可能な資料体として構築できる。 日本古代史に関する文献史料や一次資料、調査データを分析し、その結果を活用可能な資料体として構築できる。 日本古代史に関する文献史料や一次資料を分析し、その結果を資料体として構築できる。 日本古代史に関する文献史料を資料体として構築できる。
G_B-1-1a [修士:資料の蒐集・分析能力]
人文基礎の領域に関する文献や一次資料、調査データを蒐集し、各分野の専門的な方法論にもとづいて整理・分析することができる。
過去に蓄積された重要な文献、とりわけ古典を含む古代関係史・資料を厳密かつ精確に読解し、先行研究を踏まえつつ批判的に考察することができる。 過去に蓄積された重要な文献、とりわけ古典を含む古代関係史・資料を精確に読解し、先行研究を踏まえつつ考察することができる。 過去に蓄積された重要な文献、とりわけ古代関係史・資料を読解し、先行研究を踏まえつつ考察することができる。 過去に蓄積された重要な文献を読解し、考察することができる。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 各自の担当を決めて配付資料に掲載する史料を読み解いていきます。自分以外の担当者が史料を読んでいるときも集中し、自分の学習成果として吸収してください。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 適宜資料を配布します。
参考書 : 適宜紹介します。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 ガイダンス。授業の方針について解説し例示史料の読解。
2 平安貴族社会に関する概説
3 1.平安京に関する史料読解。報告者の人数に応じて数回の授業にわたり講読します。 演習
4 2.平安貴族に関する史料読解。報告者の人数に応じて数回の授業にわたり講読します。 演習
5 3.宮廷儀礼に関する史料読解。報告者の人数に応じて数回の授業にわたり講読します。 演習
6 4.以下、受講者数に応じて分担します。 演習

成績評価
観点→
成績評価方法
G_A-2
[修士:専修分野の知識と理解]
G_B-1-1a
[修士:資料の蒐集・分析能力]
備考(欠格条件、割合等)
プレゼンテーション
レポート
授業への貢献度

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 要望があれば必要に応じて対応します。

授業以外での学習に当たって : 講読する史料に関する予習と復習。紹介された参考文献を自分で入手し読んでみると、授業内容への理解がより深まるでしょう。また、講読史料に関わる学外見学をおこなう場合もあります。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)