人文科学府 言語・文学専攻 西洋文学 分野
英語学・英文学 専修
専修科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
イギリス文学特論 IX
English Literature (Specialized Lecture IX)
講義題目  シェイクスピアにおける境界の不安
明治大学大学院文学研究科教授 野田 学
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2023 後期
集中
伊都イーストゾーン 教室
E/J科目 (日本語, English)
更新情報 : 2023/5/14 (18:22)
授業の概要 「境界の不安」をキーワードに、シェイクスピア研究にあたっての諸問題を、1)反演劇論、2)ジェンダー、3)資本主義、4)時代と受容論――の順番で考察する。

Under the binding theme "liminal anxiety," this course will examine some of the viewpoints which may be useful in studying Shakespeare. The main topics will come in the following order: 1. anti-theatre controversy, 2. gender, 3. emerging capitalism and self, 4. some historical appropriations of Shakespeare.

(Under the binding theme "liminal anxiety," this course will examine some of the viewpoints which may be useful in studying Shakespeare. The main topics will come in the following order: 1. anti-theatre controversy, 2. gender, 3. emerging capitalism and self, 4. some historical appropriations of Shakespeare.)
キーワード :
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
G_A-1 [修士:人文学と現代文化の理解]
人文学の知識をもとに、現代文化のあり方とそれへの多様なアプローチを説明できる。
人文学の知識をもとにした現代文化のあり方とそれへの多様なアプローチの説明力がかなり優れている。 人文学の知識をもとにした現代文化のあり方とそれへの多様なアプローチの説明力が優れている。 人文学の知識をもとにした現代文化のあり方とそれへの多様なアプローチの説明力が及第である。 人文学の知識をもとにした現代文化のあり方とそれへの多様なアプローチの説明力において、一層の努力が必要である。
G_A-2 [修士:専修分野の知識と理解]
当該分野における研究史と方法論を説明できる。
当該分野における研究史と方法論の説明力がかなり優れている。 当該分野における研究史と方法論の説明力が優れている。 当該分野における研究史と方法論の説明力が及第である。 当該分野における研究史と方法論の説明力において、一層の努力が必要である。。
D_B-1 [博士:知識・理解の深化と統合]
専門分野の内容に関する深い理解と、学問固有の思考方法を獲得し、高度に専門的な知識を有機的に総合し、大きな規模で、提示できる。
専門的な知識を有機的に総合し、大きな規模で、提示する能力がかなり優れている。 専門的な知識を有機的に総合し、大きな規模で、提示する能力が優れている。 専門的な知識を有機的に総合し、大きな規模で、提示する能力が及第である。 専門的な知識を有機的に総合し、大きな規模で、提示する能力において、一層の努力が必要である。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 板書、テキスト、スライド、映像を用いる。
参考書 :
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 イントロダクション「境界の不安」
2 反演劇論:虚構構築物
3 反演劇論争:1590年代
4 反演劇論:疫病と演劇
5 ジェンダー論的考察点:視線の内在化
6 男性性の不安:鏡像的自己像形成
7 エロスとタナトス:自己の流動化へ
8 『から騒ぎ』
9 萌芽期資本主義と自我の流動化
10 王権像の変化:史劇第2四部作
11 流通する「貞節」:アイデンティティの商品化(『オセロー』)
12 資本としての自己:『ヴェニスの商人』
13 上演論:研究の手引き 野田秀樹『Q』
14 蜷川幸雄のシェイクスピア
15 ハズリットのシェイクスピア:戦争と演劇

成績評価
観点→
成績評価方法
G_A-1
[修士:人文学と現代文化の理解]
G_A-2
[修士:専修分野の知識と理解]
D_B-1
[博士:知識・理解の深化と統合]
備考(欠格条件、割合等)
レポート
授業への貢献度

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)