2019年度九州史学研究会大会・総会開催のお知らせ

会員各位

 拝啓、みなさまにおかれましては、ますますご清祥のことと拝察いたします。 
 さて、このたび九州史学研究会(代表者 中野等)の大会および総会を下記の要領にて開催することになりました。諸般ご多用のところ恐れ入りますが、お繰り合わせのうえご出席いただきますようご案内申しあげます。なお、今年度は昨年度と会場が異なりますのでご注意ください。

 まずは、用件のみにて失礼いたします。                                            敬具

会 場:九州大学箱崎地区旧工学部本館3F 10番講義室
参加費:1,000円
日 時:2019年10月19日(土) ・ 20日(日)

1019日(土)

開会の挨拶 13:30~13:40

【公開講演】

13:40~15:00 坂上 康俊(九州大学) 古代末期福岡平野における集落の変貌

15:10~16:30 本多 博之(広島大学) 中近世移行期の貨幣流通と石高制

【総 会】 17:00~18:00

【懇親会】 18:30~20:30 

10月20日(日)

【研究発表】

9:00~9:40   重松 敏彦(太宰府市公文書館)    大宰府の廃止をめぐって

9:40~10:20  菊池 達也(宇部工業高等専門学校)  大隅忌寸公足に関する基礎的研究

10:30~11:10 日比 雅樹(九州大学)       中世日本の禅宗における医療と僧侶

11:10~11:50 水野 椋太(広島大学)       戦国大名毛利氏の防長両国支配と山口奉行

11:50~12:30 佐藤 凌成(九州大学)       戦国期豊前長野氏と戦国大名

【昼  食】12:30~13:30

13:30~14:10 髙野 恵 (九州大学)       昭和戦前期における右翼運動と出版警察

14:10~14:50 中村 江里(九州大学)       久留米市立中央図書館所蔵古文書・和漢籍資料の伝来過程と構成
                         ―旧久留米藩主有馬家旧蔵資料を中心に―

【シンポジウム】「役」から近世史を見直す

15:00~15:05 趣旨説明

15:05~16:35 報告

川路 祥隆(熊本県教育庁教育総務局文化課)    江戸市街地造成普請からみる徳川家康の権力

石畑 匡基(高知県立歴史民俗資料館)       土佐藩における「預人」

木土 博成(京都大学)              琉球使節に関わる大名課役
                         ―淀川における川御座船の提供―

16:35~17:00 討論

閉会の挨拶 17:00~17:10

九州史学研究会各部会開催のお知らせ

会員各位

下記日程のどおり中世・近世・近現代史部会を開催いたしますので、お知らせいたします。
よろしくお願いいたします。

九州史学研究会事務局

1.中世史部会

日時:令和元年9月7日 土曜日 13:30より

会場:九州大学文学部日本史学演習室(福岡市西区元岡744)      
   九州大学伊都キャンパスイーストゾーン イースト1号館 E-B-636号室
   ※会場所在地はリンク先参照 http://www2.lit.kyushu-u.ac.jp/access/

報告1 日比 雅樹 氏(九州大学大学院修士課程)
題目 「中世日本の禅宗における医療と僧侶」

報告2 佐藤 凌成 氏(九州大学大学院修士課程)
題目 「戦国期豊前長野氏と戦国大名」

2.近世史部会

日時 2019年9月12日(木) 13時30分開始(13時開場)

会場 福岡女子大学 地域連携センター2F セミナー室3
     http://www.fwu.ac.jp/about/access.html
   ※地域連携センターは正門を入ってすぐ右手にある建物です。靴を脱がずに階段を上って奥へ進んでください。

シンポジウムテーマ 「「役」から近世史を見直す」
報告 川路祥隆氏(熊本県教育庁教育総務局文化課)
     「江戸市街地造成普請からみる徳川家康の権力」
    石畑匡基氏(高知県立歴史民俗資料館)
     「土佐藩における「預人」」
    木土博成氏(京都大学文学研究科)
     「琉球使節に関わる大名課役 ―淀川における川御座船の提供―」

3.近世史・近現代史共同部会

日時  2019年9月14日(土)15時~17時

会場  さいとぴあ(西部地域交流センター)1F第2会議室A
      JR筑肥線九大学研都市駅前

報告  中村江里氏(九州大学大学院)
    久留米市立中央図書館所蔵古文書・和漢籍資料の伝来課程と構成
      ―旧久留米藩主有馬家旧蔵資料を中心に―

『九州史学』183号が刊行されました(2019.6)

会員各位

2019年6月末に『九州史学』183号が発刊され、7月初旬に発送いたしました。
もし、会員で『九州史学』183号が届いてない場合、当会までご連絡お願いいたします。

九州史学研究会事務局

『九州史学』第183号 目次

論文
 西海捕鯨業における漁場秩序と地域社会
  ―五島列島黒藻瀬をめぐる争論を事例にして―………… 古 賀 康 士

史料紹介
 「盛岳文書」について………………………………………… 吉 良 国 光

書評
 横山尊著『日本が優生社会になるまで―科学啓蒙、メディア、生殖の歴史―』
  ………………………………………………………………… 赤 司 友 徳

元会長川添昭二先生を偲ぶ
 川添昭二先生追悼特集にあたって…………………………… 佐 伯 弘 次
 「教育の神髄」の体現者川添昭二さん……………………… 瀬 野 精一郎
川添学兄を偲んで………………………………………………… 小 田 富士雄
川添昭二先生への思い出………………………………………… 山 口 隼 正
ジゴロの悔恨―個人的な思い出―……………………………… 有 馬   学
川添昭二先生を偲ぶ……………………………………………… 森   茂 暁
 『九州大学五十年史』と川添昭二先生……………………… 折 田 悦 郎
ある日の先生のお言葉…………………………………………… 上 田 純 一
 川添昭二先生の思い出―太宰府市史を中心に―…………… 梶 原 良 則

彙報

九州史学研究会近現代史部会開催のお知らせ

会員各位

下記日程のどおり近現代史部会を開催いたしますので、お知らせいたします。
よろしくお願いいたします。


日 時  令和元年7月6日(土)14:00~17:30
場 所  福岡市博物館(福岡市早良区百道浜3-1-1   2階 講座室3

報告者① 髙野恵氏(九州大学大学院)
「昭和戦前期における右翼運動と出版警察」

報告者② 金子龍司氏
「1950年前後における映画観客の「鑑賞眼」の「向上」―戦時期映画統制の「成功」?」

2019年度大会発表募集のお知らせ(2019.5.25)


会員各位

                         九州史学研究会事務局

            大会発表募集のお知らせ

拝啓 
 新緑の候、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
 さて、本年度の九州史学研究会大会は、10月19日(土)公開講演、20日(日)研究発表の日程で開催いたします。
 会場は、現在未定(ただし、福岡市内)でございます。
 つきましては、研究発表者を募集いたしますので、ご希望の方は、下記要領にてお申し込みください。・発表時間は30分、質疑応答は15分程度です。
・お申し込みは、氏名・住所・電話番号・メールアドレス・所属を明 記のう
え、題目・発表要旨(1000字程度)を添えて、6月末日までに 郵便、もしく
は電子メールにてお願いいたします。郵送の場合には、 要旨のデータを保存
したCD-R等を添えてください。
・お申し込み、お問い合わせは下記までお願いいたします。
  〒819-0395 福岡市西区元岡744イースト1号館
   九州大学文学部日本史学研究室内
   九州史学研究会
   E-Mail:(ホームページの右段をご参考ください)
 なお、応募者多数の場合は、御希望に添いかねることもございますので、その旨予め御了解願います。また、一度受け付けました発表題目の変更は致しかねますのであわせて御了解下さい。

                  敬具

会告(『九州史学』182号より転載)

<会 告>

このたび九州史学研究会は、学会事務局の移転にともない、学会組織を整備するために会則の改正及び編集委員会規則の制定を行うことになりました。旧会則の改正は昨年度総会(二〇一八年一〇月二〇日)で承認され、本年度第一回運営委員会(同年一一月二日)にて、正式に新会則の条文・条項が決定されました。編集委員会規則も昨年度第三回運営委員会(二〇一八年一〇月五日)および昨年度総会にて承認されました。
 会員の皆様には、左記の新会則にご理解いただきますとともに、引き続き当会の活動にご支援ご協力賜りますようお願い申し上げます。

二〇一九年度九州史学研究会事務局

九州史学研究会会則(二〇一八年一〇月二〇日改正)

(名称)
第1条
本会は「九州史学研究会」と称する。
(事務所)
第2条
本会は事務所を九州大学文学部日本史学研究室(福岡県福岡市西区元岡七四四)に置く。
(目的)
第3条
本会は日本史研究の向上、ならびに国内外の研究者の交流をはかることを目的とする。
(事業)
第4条
本会は前条の目的を達成するため、以下の事業を行う。
(一)機関誌『九州史学』(年三回)の発行
(二)総会及び大会の開催
(三)その他研究会など必要な事業
(会員)
第5条
本会の目的に賛同する者は本会に入会することで、会員として権利を得る。
1 入会は所定の手続を行うことにより完了する。
2 会費は年額四〇〇〇円とし、一年分を前納するものとする。
(会員の権利)
第6条
会員は本会主催の事業に参加し、機関誌『九州史学』の配布を受け、同誌に論文を投稿し、大会での研究報告に応募する権利を有する。
(会員権利の停止)
第7条
会費を三年分滞納した会員は、前条の諸権利が停止される。
(会員資格の喪失)
第8条
会員権利が停止されて以降、更に一年間会費を納入しない会員は、その資格を喪失する。
(会費の不返還)
第9条
会員が既に納入した会費は返還しない。ただし一年分を超して前納している場合には、一年分を超える金額を返還する。
(退会)
第10条
会員は退会について事務局に申請し、退会することができる。
(役員)
第11条
本会に左の役員を置く。
会長 一名 会長は総会の召集を行い、会の運営について責任をもつ。会長の任期は二年とし、再任は妨げない。
委員 若干名 委員は本会運営のために会務を処理する。委員の任期は一年とし、再任を妨げない。
監事 二名 監事は会計監査を行う。監事の任期は二年とし、再任を妨げない。
右記の役員は総会において会員の中から選出する。
(総会)
第12条
総会は毎年一回開き、会務の報告を行う。
2 定期総会の開催日は毎年の大会一日目に開く。尚、緊急な問題については、臨時に総会を開くことができる。
3 総会は、以下の事項について議決する。
(一)会則、事業等の変更
(二)解散
(三)事業報告
(四)役員の選任又は解任
(五)その他会の運営に関する重要事項
(運営委員会)
第13条
本会に運営委員会を置く
2 運営委員会は、総会の議決した事項の執行に関する事項及びその他総会の議決を要しない業務の執行に関し、議決する。
3 運営委員会は会長と委員により構成する。
(編集委員会)
第14条
本会に編集委員会を置く。
2 編集委員会の任務、構成及び運営に関し必要な規則は、総会の決議により別に定める。
(事務局)
第15条
本会の会務を処理するために事務局を置く。
2 事務局員は委員から選任する。
3 事務局に事務局長を置く。事務局長は事務局員から選任する。事務局長の任期は一年とし、再任を妨げない。
4 事務局に庶務部・編集部・会計部を置く。
(事業年度)
第16条
本会の事業年度は昨年度大会の翌日から始まり、当該年度の大会の終了を以て終わる。
(委任)
第17条
この会則に定めのない事項は、総会の議決を経て、会長が別に定める。
(改正)
第18条
会則の改正は総会の承認により行う。
(本会の成立)
第19条
本会は一九六一年一一月二三日をもって成立するものとする。
附則
本会則は二〇一八年一〇月二〇日から施行する。

九州史学研究会編集委員会規則 (二〇一八年一〇月二〇日制定)

(趣旨)
第1条 この規則は、九州史学研究会(以下「研究会」)が組織する編集委員会について、必要な事項を定めるものとする。
(目的)
第2条 編集委員会は投稿論文の審査および機関誌の企画・編集を行う。
2 上記の目的を達成するため、編集委員会は編集会議を開催する。
3 その他、機関誌の企画・編集に関し、必要な事案を検討する。
(構成)
第3条 編集委員会は部会(古代・中世・近世・近現代・歴史資源)ごとに選出された編集委員によって構成する。
2 編集委員は研究会の会員のうちから、部会ごとに五名を上限として選出する。
3 各部会は編集委員候補者の氏名を総会に報告し、候補者は総会での承認を経て編集委員となる。
4 編集委員会の構成は、機関誌に掲載する。
5 編集委員から部会ごとに一名の幹事を選出し、研究会事務局との連絡を行う。
6 編集委員の任期は二年とし、再任を妨げない。
(委員長・副委員長)
第4条 編集委員の互選によって、委員長・副委員長各一名を選出する。
2 委員長は編集委員会を代表し、第2条の目的を遂行する。
3 何らかの事由により委員長がその責務を果たせない場合には、副委員長が職務を代 行する。
4 委員長・副委員長の任期は、委員としての任期を超えてはならない。
(編集会議)
第5条 第2条の目的を遂行するため、委員長は定期的に編集会議を招集する。
2 編集会議では以下の議事を行う。
(一)投稿規定の検討
(二)投稿論文を担当する部会の決定
(三)投稿論文の採否の決定
(四)機関誌編集状況の検討
(五)特集号の企画立案
(六)機関誌の発行部数及び頒布価格の決定
(七)論文審査の結果に関する問い合わせへの対応
(八)その他、機関誌の企画・編集に必要と認められる事項
(論文審査)
第6条 編集会議の付託をうけ、編集委員は部会を単位として論文審査の実務を行い、専門的な見地に拠る意見を編集会議に報告する。
2 論文審査は基本的に各部会単位で行うが、対象とする論文の性格によっては、他の部会の編集委員との協議を認める。
(投稿規定の改正) 
第7条 編集委員会は、必要に応じて投稿規定の改正を行うことができる。
附則
この規則は、二〇一八年一〇月二〇日から施行する。なお、本規則の改正には運営委員会および総会の承認を必要とする。

『九州史学』182号が刊行されました(2019.2)

先月の2019年2月に『九州史学』182号が発刊され、発送いたしました。
もし、会員で『九州史学』182号が届いてない場合、当会までご連絡お願いいたします。

九州史学研究会事務局

『九州史学』第181号 目次

論文

伊賀国東大寺領官物率法相論再考
………………………………………………………………………張 思捷

院政期~鎌倉期の宇佐弥勒寺領
………………………………………………………………………前田 英之
戦前期日本における「宗教法人」制度の成立過程
―法人法制としての宗教団体法―
………………………………………………………………………林 義大

書評
宮崎克則著『シーボルト『NIPPON』の書誌学研究』

………………………………………………………………………織田 毅

彙報 

会告

『九州史学』181号が刊行されました(2018.11)

先月の2018年11月に『九州史学』181号が発刊され、11月末に発送いたしました。
もし、会員で『九州史学』181号が届いてない場合、当会までご連絡お願いいたします。
なお、会費納入の案内は次号182号発送の際に同封いたします。

九州史学研究会事務局

『九州史学』第181号 目次

論文

復員局から引揚援護庁にいたる政治過程
―復員組織の存続と旧軍人の“温存”に着目して―
………………………………………………………………………関口 哲矢

2017年度九州史学研究会大会公開講演

古代文献史料本文研究の課題―『延喜式』を中心に―
………………………………………………………………………小倉 慈司
荘園村落の世界
………………………………………………………………………西谷 正浩

2017年度九州史学研究会大会公開講演・研究発表要旨

彙報 

2018年度九州史学研究会大会プログラム変更のお知らせ

2018年10月9日

九州史学研究会

拝啓 みなさまにおかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、2018年度九州史学研究会大会におけるプログラムの変更についてお知らせいたします。
2日目の研究発表のうち、諸般の事情により以下の発表が中止になりました。
突然の変更となりましたことを、深くお詫び申し上げます。
大会参加予定のみなさまに多大なご迷惑をお掛けすることとなりますが、何卒ご了承のほどお願い申し上げます。

敬具

 

 

15:30~16:15 佐々 文崇(九州大学) 大宰府と筑前国 ―兼帯と分置の背景―

※なお、閉会の挨拶は15:30~15:40を予定しております。

以上

『九州史学』180号が刊行されました(2018.10.9)

先月の2018年9月に『九州史学』180号が発刊され、10月9日に発送いたしました。
もし、会員で『九州史学』180号が届いてない場合、当会までご連絡お願いいたします。

九州史学研究会事務局

『九州史学』第180号 目次

『九州史学』創刊60周年記念特集 箱崎と博多湾―都市の重層性と時代性―

巻頭言

箱崎と博多湾―都市の重層性と時代性―………………………伊藤 幸司・日比野 利信

論文

考古学からみた箱崎と博多湾………………………………………中尾  祐太
港町複合体としての中世博多湾と箱崎…………………………伊藤 幸司
近世城下町の形成と箱崎・博多湾……………………………….梶嶋 政司
近代の箱崎と博多湾―大学町の形成…………………………….藤岡 健太郎

記念大会記録

2016年度九州史学研究会大会シンポジウムコメント&質疑応答
2016年度九州史学研究会大会シンポジウム・研究発表要旨
『九州史学』創刊60周年記念事業の記録

彙報