九州大学 朝鮮史学研究室규슈대학 조선사학 연구실

研究室の顔ぶれ

教員

教授 森平 雅彦

 朝鮮中世・近世の国際関係や政治社会に関心をもっています。具体的には、中国の歴代王朝やモンゴル帝国・日本との外交・交通・交易・文化交流、およびそのもとで展開した国家の歴史的特質について考えてきました。近年は、海や川などの水環境におけるヒトの暮らしに関する研究にも取り組んでいます。
 朝鮮史学の基本は、朝鮮半島における人類の営みを理解することですが、その意義は、単に日本の隣国だからというだけにとどまりません。東アジア・東方ユーラシアといった広域世界の歴史的構造を理解するうえでも、また私たちの頭にこびりついた様々な“常識”や“固定観念”を問い直し、人類が生み出した社会・文化の何たるかをより広く、より深いレベルで理解するためにも、はたすべき役割は大きいものがあります。
 その実践では、伝統的な文献研究にくわえ、近年では留学やフィールドワーク等を通じて現地の人々と交流し、現地の社会や自然に対する感性を養い、現地資料の情報を得ることが必須になっています。
 朝鮮史学を志す皆さんは、ぜひ“行動派の本の虫”であってください。

研究業績など

准教授 小野 容照

 朝鮮の近代史、とくに日本の植民地時代(1910~1945)を中心に研究しています。具体的には、朝鮮の民族運動が展開していく過程を、グローバルな視点から解明することを目指してきました。最近では、朝鮮のスポーツイベントなどや、現代韓国の歴史認識ともかかわる研究も進めています。

 朝鮮近代史、それも植民地時代の歴史というと、今日の歴史認識問題ともつながるため、“重たい”イメージを持つ人もいるかもしれません。このことは否定できませんが、一方で歴史学は、史料にもとづいて叙述の根拠を示し、説得力のある議論を展開することができれば、なんでも研究テーマになり得る“ゆるい”一面があります。これは朝鮮史学も同じです。

 もちろん、史料の分析は地味で根気が求められ、語学の習得も大変ですが、ぜひ自分の関心や興味を、朝鮮史学を通して深めていってください。

研究業績など

  

大学院生

● 

学部生

●学部4年 8人
●学部3年 6人
●学部2年 1人

その他

●専門研究員 1人

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