教授 森平雅彦
研究業績目録
著書
- 田中俊明・平郡達哉・森平雅彦・桑野栄治・河かおる・太田修『朝鮮の歴史』、2008年4月、昭和堂
- 森平雅彦・岩崎義則・高山倫明編『東アジア世界の交流と変容』、2011年3月、九州大学出版会
- 『モンゴル帝国の覇権と朝鮮半島』（世界史リブレット99）、2011年5月、山川出版社
- （共著）朝鮮史研究会編『朝鮮史研究入門』、2011年6月、名古屋大学出版会
- （共編著）羽田正・編者代表『東アジア海域に漕ぎ出す1 海から見た歴史』、2013年1月、東京大学出版会
- 森平雅彦編『中近世の朝鮮半島と海域交流』（東アジア海域叢書１４）、2013年5月、汲古書院
- 『モンゴル覇権下の高麗―帝国秩序と王国の対応―』、2013年11月、名古屋大学出版会
- （共著）李成市・宮嶋博史・糟谷憲一編『朝鮮史 1 先史－朝鮮王朝』、2017年10月、山川出版社
- （共著）盧明鎬ほか『高麗歴史像の探索―国家体系から家族と生の問題まで―』、2017年10月、集文堂（韓国語）
- （共編著）Masashi Haneda & Mihoko Oka (ed.), A Maritime History of East Asia, Kyoto Univ. Press & Trans Pacific Press, 2019.
- （共編著）森平雅彦・辻野裕紀・波潟剛・元兼正浩編『日韓の交流と変容―多様性の過去・現在・未来―』（九州大学韓国研究センター叢書5）、2022年8月、九州大学出版会
論文
- 「高麗後期の賜給田をめぐる政策論議について―14世紀初葉の政局情勢にみるその浮上背景―」『朝鮮学報』160、1996年7月、朝鮮学会
- 「駙馬高麗国王の成立―元朝における高麗王の地位についての予備的考察―」『東洋学報』79-4、1998年3月、東洋文庫
- 「高麗王位下の基礎的考察―大元ウルスの一分権勢力としての高麗王家―」『朝鮮史研究会論文集』36、1998年10月、朝鮮史研究会
- 「元朝ケシク制度と高麗王家―高麗・元関係における禿魯花の意義に関連して―」『史学雑誌』110-2、2001年2月、史学会
- 「松広寺法旨の発給経緯をめぐる諸問題」『普照思想』17、2002年2月、普照思想研究院.（韓国語）
- 「韓国・松広寺所蔵の元代チベット文法旨」『内陸アジア史研究』17、2002年3月、内陸アジア史学会（中村淳との共著）
- 「大元ウルスと高麗仏教―松広寺法旨出現の意義に寄せて―」『内陸アジア史研究』17、2002年3月、内陸アジア史学会
- 「高麗における元の站赤―ルートの比定を中心に―」『史淵』141、2004年3月、九州大学大学院人文科学研究院
- 「『賓王録』にみる至元十年の遣元高麗使」『東洋史研究』63-2、2004年9月、東洋史研究会
- 「『晦軒実記』刊行始末初探」『年報朝鮮学』9、2006年3月、九州大学朝鮮学研究会
- 「朱子学の高麗伝来と対元関係（その一）―安珦朱子学書将来説の再検討―」『史淵』143、2006年3月、九州大学大学院人文科学研究院
- 「朝鮮における王朝の自尊意識と国際関係－高麗の事例を中心に」『九州大学21世紀ＣＯＥプログラム「東アジアと日本：交流と変容」統括ワークショップ報告書』、2007年2月
- 「牒と咨のあいだ―高麗王と元中書省の往復文書―」『史淵』144、2007年3月、九州大学大学院人文科学研究院
- 「高麗群山亭考」『年報朝鮮学』11、2008年5月、九州大学朝鮮学研究会
- 「事元期高麗における在来王朝体制の保全問題」『北東アジア研究』別冊1、2008年、島根県立大学北東アジア地域研究センター
- 「高麗における宋使船の寄港地「馬島」の位置をめぐって―文献と現地の照合による麗宋間航路研究序説―」『朝鮮学報』207、2008年4月、朝鮮学会
- 「高麗王家とモンゴル皇族の通婚関係に関する覚書」『東洋史研究』67-3、2008年12月、東洋史研究会
- 「13世紀前半における麗蒙交渉の一断面―モンゴル官人との往復文書をめぐって―」韓日文化交流基金・東北亜歴史財団編『蒙古の高麗・日本侵攻と韓日関係』、2009年3月、景仁文化社（韓国語）
- 「黒山島海域における宋使船の航路―『高麗図経』所載の事例から―」『朝鮮学報』212号、2009年7月、朝鮮学会
- 「全羅道沿海における宋使船の航路―『高麗図経』所載の事例―」『史淵』147、2010年3月、九州大学大学院人文科学研究院
- 「朱子学の高麗伝来と対元関係（その二）―初期段階における禿魯花・ケシク制度との接点―」『史淵』148、2011年3月、九州大学大学院人文科学研究院
- 「帝国東方辺境で日本を防ぐ―元帝国における高麗の機能的位置―」東北亜歴史財団・慶北大学校韓中交流研究院編『13～14世紀高麗―モンゴル関係探究―』東北亜歴史財団、2011年7月（韓国語）
- 「牧隠李穡における二つの入元ルート―モンゴル時代の高麗-大都間の陸上交通―」『震檀学報』第114輯、2012年3月、震檀学会（韓国語）
- 「朝鮮後期における漢江舟運の運航実例から―「朝鮮半島の水環境とヒトの暮らし」に関する予備的考察(1)―」『史淵』150、2013年3月、九州大学大学院人文科学研究院
- 「高麗・朝鮮時代における対日拠点の変遷―事元期の対日警戒体制を軸として―」『東洋文化研究所紀要』第164冊、2013年12月、東京大学東洋文化研究所
- 「朝鮮後期における漢江舟運の運航実例から―「朝鮮半島の水環境とヒトの暮らし」に関する予備的考察(2)―」『史淵』151、2014年3月、九州大学大学院人文科学研究院
- 「高麗・宋間における使船航路の選択とその背景」『東洋文化研究所紀要』166、2014年12月、東京大学東洋文化研究所
- 「モンゴルの日本侵攻と高麗における軍需調達問題」『年報朝鮮学』18、2015年12月、九州大学朝鮮学研究会
- 「朝鮮における内水面水産資源利用の歴史に関する導入的考察―内水面環境とヒトの関係史のひとこまとして」『年報朝鮮学』20、2017年12月、九州大学朝鮮学研究会
- 「近世朝鮮通信使船の対馬海峡航路」『史淵』155、2018年3月、九州大学大学院人文科学研究院
- 「朝鮮時代の慶尚道における内水面漁梁の分布―『慶尚道続撰地理誌』の記録から―」『年報朝鮮学』23、2020年12月、九州大学朝鮮学研究会
- 「朝鮮時代における食用淡水魚種の概観」『史淵』158、2021年3月、九州大学大学院人文科学研究院
- 「モンゴル時代における朝中間の海上交流と航路」『国立歴史民俗博物館研究報告』223、2021年3月、国立歴史民俗博物館
- 「高麗・朝鮮－明間における初期使行ルートの変遷（上）」『史淵』159、2022年3月、九州大学大学院人文科学研究院（李康郁との共著）
- 「高麗の対モンゴル・日本関係と元寇防塁」『九州大学箱崎キャンパス発掘調査報告5 箱崎キャンパス地区元寇防塁調査総括報告書』、2022年3月、九州大学埋蔵文化財調査室
- 「朝鮮時代の洛東江上流域における官営漁梁と資源をめぐる相克―礼安県の事例から―」『朝鮮学報』259、2022年6月、朝鮮学会
- 「高麗・朝鮮－明間における初期使行ルートの変遷（下）」『史淵』160、2023年3月、九州大学大学院人文科学研究院（李康郁との共著）
翻訳
- 呉金成「韓国における最近の東洋史研究動向」『東洋文化研究』1、1999年3月、学習院大学東洋文化研究所
- 李益柱「蒙古帝国の侵略と高麗の抵抗」『歴史評論』619、2001年11月、歴史科学協議会
- 中村淳「松広寺元代チベット文法旨について」『普照思想』17、2002年2月、普照思想研究院.（韓国語）
その他
- 「高麗王と元―朝鮮史におけるモンゴルの影響―」『月刊しにか』12-11、2001年11月、大修館書店
- 「朱子学東伝の国際的背景―モンゴル時代と高麗知識人―」『アジア遊学』50、2003年4月、勉誠出版
- 「高麗」『歴史考古学事典』、2007年3月、吉川弘文館
- 「日麗貿易」『中世都市・博多を掘る』大庭康時ほか編、2008年3月、海鳥社
- 「済州島への渡り方」『歴博』213、2019年3月、国立歴史民俗博物館
- 「奎章閣韓国学研究院所蔵『慶尚道続撰地理誌』の乱丁について」『年報朝鮮学』22、2019年12月、九州大学朝鮮学研究会
- 「書評：近藤剛著『日本高麗関係史』」『歴史評論』849、2021年1月、歴史科学協議会
- 「高麗における自尊の表象―朝鮮の王朝はいかに自国を位置づけたか―」『論点・東洋史学―アジア・アフリカへの問い158―』吉澤誠一郎監修、2022年1月、ミネルヴァ書房
- （共訳注）「『櫟翁稗説』訳註」（1）～（11）、櫟翁稗説を精読する会、『年報朝鮮学』14～24、2011月10月～2021年12月、九州大学朝鮮学研究会
