九州大学 朝鮮史学研究室규슈대학 조선사학 연구실

准教授 小野容照

研究業績目録

著書

  1. 『朝鮮独立運動と東アジア 1910-1925』、2013年3月、思文閣出版
  2. 『帝国日本と朝鮮野球―憧憬とナショナリズムの隘路―』、2017年1月、中央公論新社
  3. 『韓国「建国」の起源を探る―三・一独立運動とナショナリズムの変遷―』、2021年12月、慶應義塾大学出版会

論文

  1. 「金若水の渡日と『大衆時報』創刊―日本における朝鮮人社会主義勢力の形成過程に関する一考察―」『在日朝鮮人史研究』38、2008年10月、在日朝鮮人運動史研究会
  2. 「植民地期朝鮮におけるマルクス主義伝播 1920~1921」『大原社会問題研究所雑誌』602、2008年12月、大原社会問題研究所
  3. 「福音印刷合資会社と在日朝鮮人留学生の出版史(一九一四~一九二二)」『在日朝鮮人史研究』39、2009年10月、在日朝鮮人運動史研究会
  4. 「在日朝鮮人留学生卞煕瑢の軌跡―在日朝鮮人社会主義運動史研究のための一視座―」『二十世紀研究』10、2009年12月、二十世紀研究編集委員会
  5. 「新亜同盟党の研究―朝鮮・台湾・中国留学生の民族を越えるネットワークの初期形成過程―」『次世代アジア論集』3、2010年3月、早稲田大学アジア研究機構
  6. 「一九一〇年代在日朝鮮人留学生メディアの成立―印刷所と広告の分析からみる留学生と日本人実業家の関係―」『在日朝鮮人史研究』40、2010年10月、在日朝鮮人運動史研究会
  7. 「植民地期朝鮮・台湾民族運動の相互連帯に関する一試論―その起源と初期変容過程を中心に―」『史林』94-2、2011年3月、史学研究会
  8. 「1910年代前半における在日留学生の民族運動―在東京朝鮮留学生親睦会を中心に―」『崇実史学』27、2011年12月、崇実史学会(韓国語)
  9. 「朝鮮における野球の受容―朝鮮で「ベースボール」は如何にして「野球」になったのか―」山本浄邦編『韓流・日流―東アジア文化交流の時代―』2014年4月、勉誠出版
  10. 「植民地朝鮮の甲子園大会―朝鮮地区予選の設立と朝鮮人の参加をめぐって―」『二十世紀研究』15、2014年12月、二十世紀研究編集委員会
  11. 「第一次世界大戦の勃発と朝鮮独立運動―対華二十一ヵ条要求をめぐる二つの戦略―」『東アジア近代史』18、2015年3月、東アジア近代史学会
  12. 「早稲田大学野球部と朝鮮―近代日朝スポーツ交流史の断面―」李成市・劉傑編『留学生の早稲田―近代日本の知の接触領域―』、2015年12月、早稲田大学出版部
  13. 「日本における初期の朝鮮人社会主義運動―‘朝鮮独立運動史’と‘在日朝鮮人史’の狭間で―」青厳大学校在日コリアン研究所編『在日コリアン運動と抵抗的アイデンティティ』、2016年7月、図書出版ソニン(韓国語)
  14. 「朝鮮独立運動とソヴィエト政府、コミンテルン」麻田雅文編『ソ連と東アジアの国際政治 1919-1941』、2017年2月、みすず書房
  15. 「第一次世界大戦の終結と朝鮮独立運動―民族「自決」と民族「改造」―」『人文学報』110、2017年7月、京都大学人文科学研究所
  16. 「ロシア革命と朝鮮独立運動―現代韓国・北朝鮮の淵源―」宇山智彦編『ロシア革命とソ連の世紀5 越境する革命と民族』、2017年10月、岩波書店
  17. 「植民地朝鮮と甲子園―在朝日本人中等学校の野球史―」白川哲夫・谷川穣編『「甲子園」の眺め方―歴史としての高校野球―』、2018年10月、小さ子社
  18. 「忘れられた独立運動家、李達―一九一〇年代東アジア思想空間の断面―」松田利彦編『植民地帝国日本における知と権力』、2019年2月、思文閣出版
  19. 「2・8独立宣言の戦略性と影響」韓国歴史研究会3・1運動100周年企画委員会編『3・1運動100年2 事件と目撃者たち』、2019年3月、ヒューマニスト(韓国語)
  20. 「韓国「歴史戦争」と大韓民国臨時政府」山室信一・岡田暁生・小関隆・藤原辰史編『われわれはどんな「世界」を生きているのか―来るべき人文学のために―』、2019年3月、ナカニシヤ出版
  21. 「日本におけるSelf-Determinationの翻訳過程と訳語「民族自決」の朝鮮への伝播」『二十世紀研究』20、2019年12月、二十世紀研究編集委員会
  22. 「東アジア史のなかの2・8独立宣言」在日韓国YMCA編『未完の独立宣言―2・8朝鮮独立宣言から100年―』2019年12月、新教出版社
  23. “The Outbreak of the First World War and the Korean Independence Movement: Two Strategies Regarding the Twenty-One Demands on China,” in Jan Schmidt, Katja Schmidtpott, eds., The East Asian Dimension of the First World War: Global Entanglements and Japan, China and Korea, 1914-1919 (Frankfurt: Campus Verlag, March 2020)
  24. 「植民地朝鮮における竹内録之助の出版活動―武断政治と朝鮮語雑誌―」『史淵』157、2020年3月、九州大学大学院人文科学研究院
  25. 「二・八独立宣言再考―三・一独立運動の「導火線」を超えて―」在日韓人歴史資料館編・李成市監修『東アジアのなかの二・八独立宣言―若者たちの出会いと夢―』、2020年8月、明石書店
  26. 「中村屋の林圭―朝鮮独立運動の国際化と三・一独立宣言書―」『初期社会主義研究』29、2021年3月、初期社会主義研究会
  27. 「民族自決論」山口輝臣・福家崇洋編『思想史講義【大正篇】』、2022年8月、筑摩書房
  28. 「近代朝鮮の政治運動と文化変容」永原陽子・吉澤誠一郎責任編集『岩波講座 世界歴史(第20巻)二つの大戦と帝国主義Ⅰ―二〇世紀前半―』、2022年9月、岩波書店
  29. 「ある独立運動の傍観者の葛藤―植民地支配に苦悩する朝鮮の知識人たち―」姜尚中監修『アジア人物史(第10巻)民族解放の夢』、2023年3月、集英社
  30. 「植民地朝鮮におけるアナーキズム伝播―朝鮮共産主義運動と大杉栄」田中ひかる編『国境を越える日本アナーキズム―一九世紀末から二〇世紀半ばまで』、水声社、2024年2月


その他

  1. 「『学之光』」『在日コリアン事典』、2010年11月、明石書店
  2. 「成楽馨―朝鮮の命運を世界戦争に託した独立運動家―」『図書新聞』、2014年4月5日付
  3. 「『アンのゆりかご』を読む―村岡花子と植民地朝鮮―」『人文』63、2016年6月、京都大学人文科学研究所
  4. 「スポーツ」『日本植民地研究の論点』、2018年7月、岩波書店
  5. 「書評 金誠著『近代日本・朝鮮とスポーツ』」『日本史研究』676、2018年12月、日本史研究会
  6. 「朝鮮史の普及をめざして」『人文学宣言』、2019年3月、ナカニシヤ出版
  7. 「研究対象を知り尽くす」『歴史書の愉悦』、2019年7月、ナカニシヤ出版
  8. 「朝鮮史からみたアイルランド革命」『九州歴史科学』47、2019年12月、九州歴史科学研究会
  9. 「植民地朝鮮とスポーツ」『歴史と地理 世界史の研究』263、2020年5月、山川出版社
  10. 「在米朝鮮人アナーキストの雑誌『黒風』について」『アナキズム文献センター通信』53、2020年6月、アナキズム文献センター
  11. 「新刊ドラフト会議(金誠著『孫基禎』)」『Sports Graphic Number』1012、2020年10月、株式会社 文藝春秋
  12. 「植民地都市とスポーツ」『都市科学事典』、2021年3月、春風社
  13. 「植民地朝鮮―その「近代化」と「皇民化」をどう見るか―」『論点・日本史』、2022年8月、ミネルヴァ書房
  14. (共訳)『原典朝鮮近代思想史(第5巻)民族の解放と社会変革―一九二〇年代―』、2022年8月、岩波書店
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